レンタルハウス南大阪は大阪府岸和田市に本社を構え、大阪府の物件を中心に管理仲介を行う賃貸管理仲介会社です。
大阪市内にアパマンショップ岸和田店、和泉府中店、泉大津店、泉佐野店、熊取店の5店舗を出店し、南大阪における最大級の物件数を誇っています。
今回は、アパマンショップ和泉府中店を運営する株式会社レンタルハウス南大阪 賃貸事業部 部長・前田様と、仲介営業部・嶋様にお話を伺いました。
目的 | 営業・成約率アップ |
---|---|
用途 | AI空間設計・追客機能 |
業種 | 不動産売買仲介業 |
会社名 | 株式会社レンタルハウス南大阪 |
---|---|
所在地 | 大阪府岸和田市野田町1丁目6番21号 |
事業内容 | 不動産賃貸仲介事業(住居・テナント・土地)、アパマンショップネットワークFC加盟、不動産売買仲介事業(収益不動産・土地)、アパマンショップ不動産販売岸和田店運営、プロパティマネジメント事業、不動産コンサルティング事業、資産有効活用の企画、保険代理店業(少額短期保険) |
URL | http://www.rh-minamiosaka.co.jp/ |
バーチャル家具を配置したトップ画像で
1週間でポータル閲覧率40%アップの物件も
ー 本日はよろしくお願いいたします。御社の簡単なご紹介をお願いいたします。
レンタルハウス南大阪 賃貸事業部長 前田様(以下、前田様):
レンタルハウス南大阪は、南大阪エリアを中心に管理仲介を行う会社です。
大阪市内にアパマンショップ岸和田店、和泉府中店、泉大津店、泉佐野店、熊取店の5店舗を持ち、皆様のお部屋探しのお手伝いをさせていただいています!
現在、岸和田店、和泉府中店、泉佐野店の3店舗でスペースリーを導入させていただいております。
ー スペースリーを使い始めたきっかけを教えていただけますか?
前田様:
実は、スペースリーの前に他社のパノラマサービスを使っていたんです。
そのサービスはパノラマから動画変換ができなくて、ポータルに掲載する動画を作成したかったのでスペースリーに乗り換えました。

ー ありがとうございます。現在はどんな機能を使っていただいているのでしょうか?
仲介営業部 嶋様(以下、嶋様):
私が入社した時にはスペースリーはすでに導入されていましたが、現在はSpacely PhotoTaskアプリでのパノラマ物件撮影をメインに、スペースリーを活用しています。
パノラマを導入する前は、物件撮影時に写真だけだと撮れていない部分があったりして。お客様に「この設備ありますか?」と聞かれたり室内確認をしたい時に、パノラマ撮影していたことでその情報をお客様にお伝えできたのは、かなり大きい変化でしたね。
また、新築物件はもちろん、お客様にはまだ見せられない物件など、そういったシーンでパノラマコンテンツを有効活用させてもらっています。
ー パノラマVRは、反響後のやり取りメールの際や資料請求された方に送っているということですが、物件の何割ぐらいがパノラマVRで送付できる状態ですか?
嶋様:
基本的に写真登録がある物件は100%送信していますが、現在の体感で言えば約7割ぐらいの物件をパノラマVR化しています。
ー 半年ほど前からパノラマの中にバーチャル家具を配置できる「AI空間設計」もご活用いただいているようです。
嶋様:
特にリノベーション物件などに活用させていただいています。外観写真が古いとお客様が外観画像だけで離脱してしまって、内部画像までたどり着かないことがあります。
そこにAI空間設計でバーチャル家具を配置することで、注目してもらえる率が上がったと思っています。
ー AI空間設計を施す際に、自社物件か他社物件かで優先度は変わりますか?
嶋様:
自社物件でも他社物件でも、優先度は同じくらいだと思います。お客様がこの物件を見てくれそうだな、と思った物件には満遍なくAI空間設計を施しています。
和泉市には大学があるので、新生活前は学生様向け物件を扱うことも多いです。なので、特に1Rや1Kの学生向け物件に対してAI空間設計を使ったり、活用させていただいてます。
ー それによって学生さんの反応も良くなっていますか?

嶋様:
もちろん良くなっていると思います!
繁忙期には3月末に退去するお部屋を空き予定で募集していますが、実際には内見できないということが多い。そういう時期にAI空間設計を施したパノラマVRは毎日のように活用していますね。
この間も、遠方から来られる学生のお客様が親御さんと一緒に来店されて、何回も内見に行けないので、スペースリーを送って「おうちに帰ってから検討されてください」と提案することができて。すごく喜んでいただきました。
ー ポータルでもバーチャル家具を配置した画像をトップ画像に設定する工夫もされていると伺っています。ある物件では一週間で40%ほど閲覧が伸びたと伺いました。
嶋様:
ポータルの担当者さんとお話ししたところによると、弊社の閲覧数や反響数は同じエリアの中でも上位1〜2位に入るらしいんです。
ポータルの担当者さんは「このバーチャルインテリアが目を引いていますね」と言ってくださって。他社との差別化にもなってると思っています。
ー 皆さんポータルには外観を載せられることが多いと思いますが、その中で内観かつバーチャル家具配置もされていることで、差別化による反響の取りやすさはあると思います。
嶋様:
ありがとうございます。
“バーチャル猫”を配置したポストからDM反響獲得
ー AI空間設計の使用感について教えてください。
嶋様:
私はかなり楽しんで利用させていただいています! 操作も簡単なので、誰でも使いやすい機能だと思います。
以前教えていただいた、AI空間設計の「コレクション登録」がすごくやりやすくて。
私のお気に入りのバーチャル家具セットをコレクションに登録させてもらって活用しています。
パターン化してしまう部分はありますが、時短になるので作業効率もアップするし気に入っています。
コレクション機能を活用すると、1つのコンテンツを作るのは5〜10分ぐらいで済んでしまいます。
ー CG家具を配置する際に、気をつけているポイントはありますか?
嶋様:
反響が入った物件に関しては、お問い合わせをいただいてからAI空間設計を施すことが多いですが、お客様の属性を意識して配置しています。男性か女性かファミリー層なのか。
お客様の目線で物件を見た時に「使いやすそう」と思ってもらえるインテリアの配置にしたいなと思って。
ー 以前、御社のインスタグラムにペットを配置した画像を掲載したことがきっかけで、反響があり成約された物件があったと伺っています。
嶋様:
インスタグラムのDMから「来店したい」というメッセージをいただいて「何か気になる物件はありますか?」とお伺いしたところ「ペット飼育可物件の投稿を見た」という流れでご来店いただきました。
ご来店後、実際に投稿の物件にご入居が決まりました。

ペットを飼っている皆様は、ポータルサイトでペット可物件の項目を選んでお部屋探しをされると思いますが、猫ちゃんが飼育可能かどうかは一件一件問い合わせる必要があることも多いんです。猫ちゃんはひっかき傷が多くなりがちだからか、ペット可=ワンちゃんしか飼えない、というパターンも多い。
当該のポストではAI空間設計でバーチャル猫ちゃんを置いた画像を出していて、それで「猫が飼える物件なら、この物件に決めたい」と言っていただいたんです。
ー AI空間設計のペットのアイテムは、SNS投稿などで皆様にご活用いただけているようで嬉しいです! お客様からしても、猫飼育可物件なことが一目見てわかるのはありがたいですよね。
嶋様:
物件詳細に書いてある場合もありますが、項目で絞り込む場合は基本的に「ペットが飼えるor飼えない」の括りになるので。
弊社のインスタグラムでは、猫ちゃんOK! ペット飼えます! というポストに対しては反響が増える傾向にあります。
ー 御社のインスタグラムでは、ストーリーズをうまくご活用いただいていると思いました。パノラマVRコンテンツのURLもつけていただいているんですね。
嶋様:
リンクの付け方もスペースリーの担当さんから教えていただいたので、実践しています。こうした投稿がきっかけで、反響からの来店につながることもあります。
ー スペースリーではパノラマからだけでなく、静止画データからもSNS用の動画を作れる機能がリリースされました。ぜひご活用くださいね!
嶋様:
来店に繋がるように、運用を頑張っていきたいです。まずはストーリーズを毎日続けるのが目標ですね。
また分からないことがあれば教えてください。
セールスVRによる追客やオーナー対策
様々な使い方でスペースリーを活用
ー セールスVR(追客機能)の活用についてもお聞かせください。メールアドレスに対して個別のURLを発行できる機能ですが、御社はどのようにご活用いただいているのでしょうか?
嶋様:
メールで反響が来たら、返信にスペースリーのセールスVRを使っています。
その後、返事がなくてもセールスVRで送ったコンテンツを見ていることがわかるので、お客様の好みの物件や熱量などが把握しやすい。その辺りをスタッフ同士で共有しながら、もう一度お電話してみるなどお客様の追客に役立てています。
前田様:
僕も複数店舗の分析をしていますが、自社物件以外の反響にはスペースリーが強く影響していると思います。
例えば和泉府中店は自社管理物件が多いので、ユニークになって環境的に反響が入りやすい店舗なんです。逆に反響が入りにくい店舗ではAI空間設計で差別化を図っている。
反響が入りにくい店舗は、遷移率や詳細からの問い合わせ数などが他店と比べて少なくはあるんですが、数字としてはスペースリーを導入してからアップしている。
そういう部分を見ても、間違いなく効果が出ていると思っています。
嶋様:
私の感覚レベルでは、スペースリーを導入してからは来店率も上がったと思います。
ー 各店舗中のスタッフの方は、各自でセールスVRを送る体制を取られている?
嶋様:
基本的にはメール返信もほとんど私がしていますが、コンテンツを見てるかどうかはスタッフ全員で共有して「こちらのお客様には架電しよう」「この物件を提案するのはどうか?」などの相談をしています。
ー セールスVRを使い始めてから接客がしやすくなったなどの変化はありましたか?
嶋様:
接客はしやすくなりました!
セールスVRを使うことによって閲覧履歴の通知が来るので、来店前からお客様の興味のある物件をある程度把握しておくことができるので助かります。
来店前に電話やメール等で 詳しくご希望条件を送ってもらう事もありますが、特にセールスVR経由で来店されたお客様は、来店した際の接客時間が短くなる傾向もあるかもしれません。
業務効率化に繋がっていると思います。
ー スペースリーの機能で、他にこんなところが良いなどのご意見はありますか?
嶋様:
AI空間設計を施したコンテンツは、オーナー様に対する空室対策アピールにもなると思います。
新規募集のお部屋をいただいた際などに「うちではこんなこともしているんですよ」という感じでコンテンツをオーナー様に送ると、喜んでいただけることが多いです。
リアルホームステージングをすると搬入や管理も大変ですし「低コストでお客様のイメージアップになるのが良い」という声をいただいています。
また、新人スタッフが物件把握しやすくなった、というのもメリットだと思います。
そうした様々な恩恵があるのが、スペースリーの良いところだと感じます。
ー 今後のスペースリーに期待したいことはありますか?
嶋様:
AI空間設計を施す際に、部屋の端から撮影したパノラマVRだとその部屋に対する家具配置は使いやすいのですが、引き戸がある隣の部屋などにも家具配置しやすいように壁を貫通させてベッドや家具を置くことができるなど、そういった機能もいずれ実装されてほしいです。
ー ご要望ありがとうございます。AI空間設計機能については今後もアップデートを重ねていく予定なので、ご要望として開発に展開させていただきますね。
嶋様:
はい、楽しみにしています。今後ともよろしくお願いします!
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
スペースリーでは今回ご紹介した事例以外にもVRの導入事例が多数ございます。サービスにご興味のある方はもちろん、他社の導入事例について詳細をご希望の方はお問い合わせフォームよりご連絡お願い致します。
導入事例資料をご希望の方はこちらへ
導入事例資料をダウンロード