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空間データ活用プラットフォーム「スペースリー」を運営する株式会社スペースリー(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:森田 博和)は、不動産事業者に対し、魅力的な「シェアする物件/住宅コンテンツ(*1)」としてオンライン内見コンテンツ(VRコンテンツ)をはじめ、物件の室内・外観画像・動画の撮影や編集管理、SNS用ショート動画作成・販売図面作成などが可能なソフトウェアを提供しています。
空間データ活用プラットフォーム「スペースリー」が提供するスマートフォンアプリ「Spacely Photo Task(以下、SPT)」が、この度大幅なアップデートを実施いたしました。
施設や住戸内の撮影を円滑に行えるよう開発されたSPTは、当初パノラマ写真撮影機能に特化していましたが、お客様のご要望に応え「通常写真撮影機能」や「動画編集機能」を追加してまいりました。その結果、通常写真の撮影数は昨年比1.5倍を記録するなど、今や多くの不動産事業者様の業務に不可欠なツールとなっています。
今回のアップデートでは、物件撮影業務のさらなる効率化と品質向上を目指し、以下の機能を強化いたしました。
【主なアップデート内容】
これらの機能強化により、1件あたりの撮影業務にかかる時間を大幅に削減し、不動産事業者様の生産性向上に貢献します。
スペースリーは今後も、撮影業務の効率化支援と撮影画像の品質向上を通じて、サービスの品質向上に一層努めてまいります。
(*1)「シェアする物件/住宅コンテンツ」とは、不動産事業者に対してスペースリーが提供しているオンライン内見コンテンツ(360°VRコンテンツ)、物件の室内・外観画像・動画の撮影や編集管理、SNS用ショート動画作成・販売図面作成などのコンテンツの総称です。スペースリーではコンテンツを作成するだけではなく、業者間及びエンドユーザーへカンタンにシェアし、意思決定を支援することを目指して機能の開発、提供を行っています。
■ Spacely Photo Task(SPT)アップデート実施の背景・経緯
SPTは当初、オンライン内見コンテンツ(360°VRコンテンツ)作成のために必要なパノラマ写真撮影の効率化を実現するために開発、提供をしてきました。機能提供をする中で「通常写真の撮影にも課題を抱えている」「SNSに掲載するような短尺動画を作成をしているが作成自体に時間がかかる」といった課題を持つ事業者様が多いこともわかってきました。
こうした声に応えるためにスペースリーではパノラマ写真撮影に加えて、「通常写真撮影機能」や「動画編集機能」の開発、提供も行ってまいりました。結果、通常写真は2025年5〜7月においては対前年比約1.5倍を記録。スペースリー上で、パノラマ写真と通常写真をまとめて管理する事業者様も増加傾向にあります。
物件撮影は退去、クリーニング後しか撮影タイミングがない、など機会が限られています。また事業者様によってスマホと一眼レフどちらを使うかや、撮影ポイントの設定など撮影ガイドラインも異なります。撮影者の熟練度によって品質はもちろんですが、チェック時に撮り忘れが見つかり再撮影をするというケースも見られます。
また撮影後のデータ共有や管理のルールが統一されていないことも少なくありません。
例えば帰社後有線ケーブルを接続してデータをアップロードするという事業者様もいれば、チャットツールに添付して共有しているという事業者様もいるというのが現状です。撮影業務は不動産管理、仲介の目線において重要な業務でありながらも課題が多い分野であることがわかります。
スペースリーではこれらの課題解消を実現するために「通常写真撮影機能」の提供を行ってきましたが、さらに生産性向上の実現を目指し大幅なアップデートを実施いたしました。
■ アップデートの詳細
UI・UXの刷新
より直感的に操作いただけるようにシンプルなUIに変更。
画像認識AI(画像タイトル自動設定機能)の精度向上
撮影画像を分類し、リビングダイニングやキッチン、玄関などといったタイトル自動設定機能の分類精度を約20%向上。
正答率が高まったことで画像のタイトル設定コストも低減。
アップロード時間の短縮
撮影後すぐに他メンバーと画像共有が行えるようにアップロードにかかる時間の大幅な短縮を実現。撮影後の画像データを Spacely Web へアップロードする時間を約25%短縮。
今回のアップデートでは、撮影した画像を部屋ごとに分類しタイトルを自動で設定する画像認識AIの精度向上を実現。撮影直後からタイトルが付与された状態となるため、不動産事業者がポータルサイトや自社サイトに掲載する際の画像選定速度が早まります。また、SPTからクラウドへの転送時間も大幅短縮を実現。従来、チャットツールや有線ケーブルを利用していた事業者の画像共有・管理にかかる負担を大きく軽減。それだけではなく、煩雑だった画像データの一元管理を実現することも期待できます。
■ ご活用中の事業者様の声
株式会社良和ハウス 広島賃貸営業部 山田 様
株式会社福徳不動産 不動産賃貸部 金 様
株式会社エルアイシー 賃貸営業部 業務課 宮地 様
■ SPTの主な機能
パノラマ写真撮影機能
360°カメラと接続を行い、SPTを使ってパノラマ写真撮影を行うことができます。また撮影後Spacely Webにアップロードするだけでオンライン内見コンテンツの作成も行えます。
通常写真撮影機能. 画像認識AI(画像タイトル自動設定)
SPTで画像を撮影すると、リビングダイニングやキッチンなどAIが画像のタイトルを自動で設定します。従来、不動産事業者はスマートフォンやデジカメで室内、外観・共用部、周辺環境を撮影、PCにデータ転送を行った後、必要に応じてファイル名を設定していましたがこの操作が不要になります。
画像編集機能
明るさ、ぼかし、傾き補正など撮影した画像に対して補正をかけることができます。
通常写真撮影機能. ポータル基準点チェッカー
ポータルサイトに情報を掲載する際に重要なのはコンテンツの充実度です。基準点チェッカーを見ながら撮影をすることで適切な箇所が撮影できるため写真の取り漏れも防止にも繋がります。
画像データ一元管理、データ活用をアシスト
撮影データの共有方法やタイミングがバラバラでせっかく撮影したデータを活用できないという声も多く聞かれます。SPTを使えばアップロードボタンをタップするだけで Spacely Web にデータが登録されます。撮影業務〜データの一元管理までの業務フローの適正化を図ることができます。
SNS・ポータルサイト掲載用ショート動画作成機能
最短5分でルームツアー動画作成を行うことが可能です。撮影済のパノラマ写真、通常写真、動画といった画像を利用しスライドショー動画の作成が行なえます。SNS運用を継続的に行いたいがなにからはじめたらいいかわからない、コンテンツ作成に時間をかけたくない。といったお客様にご活用頂いております。
■ 株式会社スペースリー概要
360度VRコンテンツ制作と活用のためのクラウドソフト「スペースリー」は、2016年11月の開始以来、不動産・ハウスメーカーなどの分野を中心に10,000以上の利用事業者にサービス提供されています。リーズナブルな価格、 直感的な操作で、 ウェブブラウザで再生可能な高品質のパノラマVRコンテンツを制作・編集・管理、活用までが一括してできるクラウドソフトです。株式会社スペースリーは、パノラマ写真を3Dコンテンツに変換する機能や、VRコンテンツ上で家具のシミュレーションやサイズ推定ができる「AI空間設計」機能などの技術力を特徴とし、360度空間データや視線データの活用のためのAI x VRの研究開発を推進するSpacely Labを運営しています。
■ 株式会社スペースリー 会社概要
社名 :株式会社スペースリー
URL :https://spacely.co.jp
代表者:代表取締役 森田 博和
資本金:7.6億円(資本準備金含む)
設立年:2013年8月
所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-6-2 第2矢木ビル3F
・サービスサイト:https://spacely.co.jp
・サービス紹介動画:https://youtu.be/70sOPH9ONII
2025年8月20日
【本件に関する問い合わせ先】
株式会社スペースリー PR担当
03-6452-5462 / pr@spacely.co.jp
URL: https://spacely.co.jp