川商ハウスは、「住まい」の提供を通じて、お客さまに「幸せ」を届けることを理念とし、地域社会への貢献を目指す不動産会社です。
鹿児島市内10店舗に加え、iPadで『自分のお部屋を自分で探せる』SELF.Rの店舗も展開しています。
目的 | 歩留まり改善・業務効率アップ |
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用途 | ホームページ埋込・オンライン内見・内覧・オンライン営業・接客 |
業種 | 不動産業 |
会社名 | 株式会社川商ハウス |
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所在地 | 鹿児島県鹿児島市新屋敷町1番7号 |
事業内容 | 不動産業(居住用・業務用賃貸物件の斡旋仲介、土地建物の売買仲介、 賃貸ビル管理) 各種リフォーム 損害保険代理店 生命保険代理店 |
規模感 | 不動産業(居住用・業務用賃貸物件の斡旋仲介、土地建物の売買仲介、 賃貸ビル管理) 各種リフォーム 損害保険代理店 生命保険代理店 |
URL | https://www.roomstation.com/ |
– スペースリーをどのように活用されていますか?
自社HPにVRコンテンツを埋め込んだり、接客時にお客様に見せたりしています。HPに掲載している1,800物件中、550件超の物件に対してVRコンテンツを作成・掲載しており、VR網羅率は30%ほどとなっています。
まだまだ網羅率を上げていく必要はありますが、九州地域、特に鹿児島では数少ない最新のお部屋探し「VR 内見」ができる不動産会社としてアピールポイントになっていると感じています。
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– 接客時にはどのようにVRを活用されていますか?
スペースリーの瞬間接客機能を利用して、来店されたお客様にVRゴーグルでVRコンテンツを閲覧して頂いています。
声をおかけしてVRゴーグルでの閲覧を体験していただいたお客様のうち、ほとんどの方が驚かれている様子で、実際に部屋に行っているかのような感覚を感じていただけたようでした。VRゴーグルの利用において年齢や性別は関係なく、年配のお客様でも抵抗感なくVR内見していただいており、物件の様子の把握に役立てることができています。
2月末に開催したイベント「てゲてゲハイスクールフェスティバル」でもVR内見の体験イベントを実施しましたが、ベランダギリギリの映像を見て「ベランダに腰かけているみたいで怖い!」と驚いていたり、「眺めや日当たりのよさがよくわかりますね」といった声がありました。
臨場感のあるVR内見を幅広いお客様にお楽しみいただけたようです。
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瞬間接客機能を活用すると、お客様がVRゴーグルで見ている場面をPCやタブレットに画面同期することができるので、営業担当も説明がしやすく助かっています。
中には「VR内見に興味はあるものの、実際にお部屋を見に行きたい」というお客様もいらっしゃいますが、そういった場合もVR内見があることで現地内見の対象を絞り込むことができるので、VR内見が現地内見数の削減に繋がっています。
– VR接客を行う上での工夫はありますか?
お客様の来店時に、希望物件がVR化されているかどうかわかるように社内用物件資料にVRのアイコンを入れるようにしました。
接客しながら色んな物件を出す際に、VR化されている物件についてはVRゴーグルでの閲覧をお客様にお勧めするため、ひと目見てVR化されているかどうかが分かるような運用を心がけています。
また、瞬間接客を勧める際にはVRマスクを毎回代えていることを伝えていました。
VRマスクはVRゴーグルが直接顔につかないようにするための布で、これを使用することでVRゴーグルを衛生的に使用していただくことができます。
VRマスクは以前から利用していましたが、新型コロナウィルスが感染拡大してからは、VRゴーグルを装着する前の除菌スプレーによる手指消毒も徹底するよう心がけました。
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こうした運用上の工夫については、スペースリーから積極的にアドバイスをもらうことができ、大変助かりました。
実は、スペースリー導入前に他社のVRサービスを導入していたことがあったのですが、導入後のサポートがほとんどなく、うまく使いこなすことができませんでした。
一方で、スペースリーでは各店舗*へのレクチャーや、繁忙期の運用なども具体的にアドバイスいただいたので、スムーズに現場に浸透させることができました。
*積極的にご活用頂いている店舗の一つ、種子島店様インタビューはこちら。
– VR接客による効果はいかがですか?
導入したばかりでVR内見の体験者の実数は多くはありませんが、VR内見をされた方の成約率はそれ以外の方の成約率よりも高い傾向があるように思います。
3月単体では、本店でVR接客を実施したお客様の成約率は100%でした!
VR内見の一番のメリットとして、入居中の空き予定物件を閲覧できる点が挙げられると思いますが、既に VR 内見から実際に部屋を見ることなく成約に結びついた事例がいくつも出てきています。
県外のお客様の問い合わせに対してはメールでVRコンテンツをお送りしていますが、特に現地の土地勘があるUターンのお客様の場合、「VR内見で家探しが効率化出来て良かった」とのお声をいただきました。
県内のお客様からも、「VRなら見に行った気になるから、現地を見ないで契約もアリだ」と言ってくださる方もいらっしゃいましたので、徐々にVRが普及していけば、今後の展開も見出せるように思います。 もっと鹿児島でのVR内見の認知度が上がり、事前に広告などの宣伝ができていれば、さらに多くの方にVR内見を体験していただけるのではないかと思います。
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– スペースリーへの要望や今後の展望を教えてください。
VRゴーグルの利用にはまだ不慣れな営業も多く、スムーズに接客で活用するには普段からもっと慣れていく必要があると思います。
引き続きスペースリーからの協力を得つつ、よりスムーズにVR内見を提供できる仕組みづくりを構築していきたいと考えています。
また、急ピッチで物件の撮影とVRコンテンツの作成をし続けているものの、まだまだVRで閲覧できる部屋は限られています。
特にVR内見の需要が高い空き予定の部屋のVRコンテンツを計画的に蓄積できるよう、数年スパンで継続的なVRの撮影・コンテンツの作成というスキームを構築し、物件のVR網羅率を高めていきたいと思います。
まだまだ検討すべき点や整えなければならない点はございますが、全体としてVRはとても将来性のあるサービスだと感じておりますので、今後の進化も楽しみにしています。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
スペースリーでは今回ご紹介した事例以外にもVRの導入事例が多数ございます。サービスにご興味のある方はもちろん、他社の導入事例について詳細をご希望の方はお問い合わせフォームよりご連絡お願い致します。
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