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2024年3月の気になる不動産・テックニュース

月に1度、スペースリーからお届けする「気になる不動産・テックニュース」コーナー。
不動産やテック分野に関連するニュースを取り上げています。
今回は、不動産繁忙期に関連したニュースをニュースをセレクトしてお届けしたいと思います。

今年の繁忙期の傾向を賃貸住宅新聞がウォッチ

賃貸住宅新聞が、毎年3月に賃貸仲介業界の繁忙期についてレポートする「繁忙期速報」シリーズ。
2024年繁忙期についての一記事をご紹介します。

「成約賃料上昇」3割に拡大【繁忙期速報2024】

賃貸住宅新聞が実施したアンケート内で、今年3月の繁忙期中、成約賃料が上昇したと答えた事業者が3割にのぼったそうです。

特に都心のファミリー向け物件の賃料が上昇しているというのは、近年観測されている事象ですよね。
今年3月の成約賃料は、2023年3月の成約賃料と比べて上昇しているそうです。

また、記事内では「IT重説」や「オンライン内見」などのDX化傾向についても分析。
オンライン内見を実施している企業が64%、IT重説に関しては実施している企業が72%を超えるなど、賃貸業界のDX化の進捗具合がよくわかりますね。

繁忙期の全国的な傾向を把握しておくことで、自社の立ち位置を把握するのも賃貸仲介事業者にとって大切なことかもしれません。
ぜひこの記事を読んで、業界のトレンドをチェックしておきましょう!

“引っ越し難民”が増える時代⁉️ 人手不足深刻化

不動産とは切っても切れない引っ越し業界。そんな引っ越し業者にも人手不足の深刻化が見られ、引っ越し難民が増える可能性がある…というニュースです。

予定どおり引っ越しできない!?春の引っ越し繁忙期到来 人手不足が深刻化「家族の引っ越し」断る業者も…“難民”増える可能性

引っ越し事業者の方がおっしゃるには、3月28日〜4月1日あたりが繁忙期とのことですが、その引っ越しの中には入学きっかけのものも、転勤などの理由も様々あると思われます。
しかし、人員の関係でファミリー層の引っ越しは請けられない、という現状があるんだそうです。

トラックや運送業の運転手が労働時間を規制されることによる「2024年問題」もありますし、引っ越し事業者さんの人員不足は深刻になりつつあります…。
不動産営業の人員不足にオンライン内見が対応したように、今後、引っ越し業界の人員不足を解消する新たにソリューションが登場すると良いのですが。

高齢者の住宅確保に法改正 どうなる今後の保証業?

こちらも法改正に関連したニュースですが、賃貸住宅に高齢者が入居しやすくするための改正法が、3月8日に閣議決定されたとのことです。

家賃保証業を認定、高齢者の住宅確保 法改正案閣議決定

現在超高齢化社会に差し掛かっている日本は、高齢者の賃貸入居を推進しようという傾向にあります。
しかし、賃貸管理業にとって高齢者の入居は腰が引けてしまう部分があるのも理解できます。
家賃滞納、痴呆症対策、事故物件問題…様々なリスクがありますが、今回の法改正で家賃滞納に対して一定範囲を保証する保証事業者を国が認定する制度が創設されるとのこと。

この法改正で、少しでも高齢化社会の賃貸管理のあり方が安心できるものになると良いと思います。
また、少しでも社会問題についてのソリューションを提供できるよう、スペースリーもこれからの社会を注意深く見守っていきたいと思います。

以上、スペースリーがピックアップした「2024年3月の気になる不動産・テックニュース」でした。 気になる内容や質問などがあった方は、公式HPよりぜひお問い合わせくださいね!

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