Column
月に1度、スペースリーからお届けする「気になるVR・テックニュース」コーナー。
VRやテック分野に関連するニュースを取り上げています。
今回は、震災後30年を経た阪神淡路大震災をどう継承するか? AR防災の行うバーチャル防災体験のニュースについて取り上げていきます。
阪神淡路大震災ボランティア経験者が立ち上げた“AR防災”
スペースリーがVRを使った研修システムを提供していることは、皆様ご存じだと思います。
VRやARなどのXRを使った教育・研修サービスは現在では様々な企業から提供されていますが、実は防災目的で使われることもとても多いんです。
日本は災害大国。しかし防災に関する意識というのは、いつでも保っていられるものではありません。
防災意識養成のためにテックを活用するというのはとても理にかなっていると思います!
さて、今回のニュースをご紹介しましょう。
阪神淡路大震災のボランティア経験者である代表の板宮氏が立ち上げた「一般社団法人 AR防災」は、『防災をリアルに、防災を日常に』をテーマに掲げ防災教育や啓蒙活動を支援する団体なのだそうです。
ARやVRを利用した活動が特徴で、普段地域やマンションの防災訓練に参加しないような人にも、気軽に利用してもらうために活動されているとのこと。
記事内では、代表が考える「震災の自分事化」の大切さ、そして「楽しく学ぶ」ためにARを活用していることが語られています。
VRは「自分事化」に最適
安全研修などにも言える事なのですが、「危険な状況」や「危険な作業」を知ることは重要ですが、実際に体験することは難しいです。
防災VRはそんな危険な状況や作業をバーチャル内で没入して体験することで、圧倒的な「自分事化」を図ることができるのです。
阪神淡路大震災が起こってから今年で30年。
震災を経験した世代によって、震災の恐怖は今も語り継がれています。
しかし、実際に災害が起こった際にどう行動すればいいのか? 臨機応変に対応できるのか?
そうした防災意識は、防災訓練やVR防災コンテンツの体験など、様々な体験を通して日々身につけていくことが重要なのですね。
スペースリーの研修VRサービスを活用して、オンライン防災訓練コンテンツを作った明治安田生命様の活用事例をご紹介いたします。
南海トラフ大地震もいずれ来るのではと予想される現代において、個人単位でも会社単位でも、防災活動は日々の重要なタスクです。
スペースリーも自社で開発したVR研修で、皆様に当事者意識を持っていただくお手伝いができればと考えています!
AR防災のように、VR防災の普及にも尽力してまいります。
以上、スペースリーがピックアップした「2025年1月の気になるVR・テックニュース」でした。
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