Column
月に1度、スペースリーからお届けする「気になる不動産・テックニュース」コーナー。
不動産やテック分野に関連するニュースを取り上げています。
今回は、最近話題の「リフォーム詐欺」の話題を掘り下げていきます。
「トクリュウ」が行うリフォーム詐欺が横行?
近年、周辺のリフォーム工事を騙った特殊詐欺が横行していると話題になっていますね。
「お隣のお宅の屋根を修繕しているのですが、お宅の屋根が見えてしまって…瓦がずれているので、このままだと雨漏りしますよ? 我々が工事しましょうか?」
こうした口実で、一軒家のお宅に上がり込んで水増し請求を行うのです。
そうした詐欺行為は、いわゆる「トクリュウ」と言われる「匿名・流動型詐欺グループ」が中心となって行われている可能性があります。
こうした事件が横行することによって困るのは、正式なリフォーム会社までが疑いの目を向けられることです。
リフォーム時の許可取りや建築時の近隣挨拶まで「詐欺集団では?」と警戒されてしまうので、事業者側としては迷惑極まりないですよね。
こうした詐欺業者への対策をどうすべきかというと、個人的には「オンラインブランディングをしっかりする」ということが重要だと考えています。
オンラインブランディング=信頼の証
オンラインブランディングというとちょっと仰々しいですが、要するにSEO対策やホームページ、SNSでしっかり自社の宣伝をすることが重要です。
例えば近隣挨拶が発生した際に、会社名で検索したお客様がすぐにきちんとしたホームページやSNSにつながることによって「この会社はちゃんとした会社なんだな」と安心してもらえますよね。
匿名・流動型詐欺グループという名前の通り、詐欺グループは組織自体が流動的で、きちんとしたホームページや信頼できる情報源を持っていません。
今どきは「信頼に足るホームページ、プラットフォームを持っている」ということは、立派な社屋を構えるのと同じくらい、会社の信頼度に影響してきます。
オンラインコンテンツをしっかり蓄積していくことで、いざ詐欺を疑われてしまった際にも、信頼に足る会社だと判断してもらえることが大切だと考えます。
詐欺が横行する社会では顧客も日々不安に晒されています。
いざ顧客がリフォームや修繕を考えた時に、信頼してもらえる会社になるために、会社ホームページやSNSの充実もぜひ検討してみてくださいね。
以上、スペースリーがピックアップした「2025年3月の気になる不動産・テックニュース」でした。
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