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2025年4月の気になるVR・テックニュース


月に1度、スペースリーからお届けする「気になるVR・テックニュース」コーナー。
VRやテック分野に関連するニュースを取り上げています。
今回は、先週多くのドライバーや物流に影響を及ぼしたETC障害について取り上げていきます。


4月6日に発生したETC障害、原因はデータ破損


2025年4月6日に、東京や愛知県などにまたがる高速道路の一部でETCのシステム障害が起こり、ETCが正しく動作しないことで多くの交通・物流に影響を及ぼしました。
皆様の中でも、道路の渋滞や届くはずのものが遅延したなど、影響を受けた方がいたのではないでしょうか?

ETCシステム障害 中日本高速道路が対応マニュアル策定へ


ETCシステムの障害は、ETCシステムが導入され始めた2001年から今まで、過去にここまで大きなものが起こったことがないとのこと。
14年間の運用の中で、システム障害の想定がなかったため障害時の対応マニュアルも存在しなかったようですね。


今回の障害の原因は、精算に必要なデータが破損していたことに起因するとのこと。
しかし、ここまで対応が大きくなった原因の一つには「ETCが使えない」という想定が、中日本高速道路側になかったことにもあるのではないでしょうか。


「ありえない」ではなく「あり得る」想定を


スペースリーも日々サービスをアップデートし、リリースを繰り返していく中で、バグ発生などのトラブルが起こることもあります。
スペースリーでは、カスタマーサクセスとエンジニアが日々システムのチェックアップを実施し、リリースがあった際にはバグのチェックを行います。
それでもお客様からトラブル報告を受けることは、ゼロではありません。


そもそもシステム障害は、どんなシステムであったとしてもゼロではない想定で動かしているものですよね。
できるだけ起きないように日々メンテナンスしていくが、それでも障害が起きてしまった時…
そうした最悪の事態を想定して、対応マニュアルを用意しておくことが、時には必要なのですね。


特に最近では外部からのハッキングやサイバー攻撃によって、ウェブサイトなどに障害を来すことも多くなっています。
障害が「ありえない」ではなく「あり得るかも」の想定で保守体制を作っていくことが大切ですね。
インフラ系企業にとっては全く他人事ではない今回の障害でしたが、スペースリーもオンラインサービスを提供するものとして気を引き締めていきたいと思いました!



以上、スペースリーがピックアップした「2025年4月の気になるVR・テックニュース」でした。
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