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スペースリー10周年!蓄積した空間データ活用でフィジカルAIへ。
不動産・住宅大手に選ばれた空間データ基盤を活かしたAIエージェント事業を展開、
そして『空間インテリジェンスデータ活用プラットフォーム』へ
〜賃貸・売買・住宅の3領域でAIエージェント新事業を開始。11月13日に10周年イベントを開催〜



◆ 概要

空間データ活用プラットフォーム「スペースリー」を運営する株式会社スペースリー(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:森田 博和、以下「当社」)は、2026年11月2日にサービス開始から10周年を迎えました。 「スペースリー」は、360度VRコンテンツの制作・編集・管理を起点に、画像や動画の処理、住宅3Dモデル、図面、物件紹介コンテンツなど空間データを扱うプラットフォームとして成長し、賃貸管理大手での導入シェア50%超をはじめ、不動産・住宅業界の大手事業者を中心に15,000を超える事業者ユーザーにご利用いただいています。 10周年を機に、当社はビジョンを「空間データ活用で“伝わる”をスマートに」から「空間インテリジェンスデータ活用で“伝わる”をスマートに」へと進化させます。不動産・住宅業務の現場に入り込むAIエージェント事業の開発を強化し、2027年1月以降、実証パートナーとなる事業者様とともに順次展開していきます。あわせて、10年間で蓄積してきた360度パノラマ・間取図・3D CADなどの空間データを、AIが理解できる構造化データとして整備する「空間インテリジェンスデータ活用プラットフォーム」へと展開を進めます。「ヒトとAIの協働」を前提に、利用事業者の生産性と顧客体験の向上、さらにロボティクス・フィジカルAI分野への価値提供を目指します。




10周年のポイント

  • ・ 10年の実績
    導入シェアは賃貸管理の管理戸数上位100社で50%、売買仲介Top20で45%、買取再販大手Top20で40%、住宅大手Top20で50%。2024年4月に大和ハウスグループと資本業務提携。顧客満足度調査では、当社が研究開発を重ねてきた画像や動画作成のAI機能が利用事業者の魅力の中心に。住宅分野向けの機能は2026年度グッドデザイン賞を受賞。
  • ・ AIエージェント事業の推進
    賃貸の反響対応から内見希望の獲得、売買の物件紹介コンテンツ作成、住宅のCADコンテンツ内でのデザイン変更を担うAIエージェント群の開発を強化。2027年1月以降、実証パートナーとともに順次展開予定。
  • ・ 「空間インテリジェンスデータ活用プラットフォーム」へ
    360度パノラマ・間取図・CADデータなどをAIがネイティブに理解できる形に整備し、AIエージェント群のサービスの高度化とロボティクス・フィジカルAI分野への価値提供を目指す。


◆ 背景

「スペースリー」は2016年11月、「どこでもかんたんVR」をコンセプトに、物件や施設の360度VRコンテンツを誰でも手軽に制作・編集・活用できるクラウドソフトとして提供を開始しました。その後、利用の場はVR内見にとどまらず、AI家具配置・家具消し・AIリノベーションなどの画像処理、間取図の変換や販売図面の作成、ルームツアー動画、物件紹介ページ、追客まで、物件の魅力を伝え顧客に届ける業務全体へと広がりました。5周年の2021年には、コーポレートメッセージを「空間データ活用プラットフォーム」へと進化させ、撮影・CG制作・運用支援までを一体で提供する体制を整えることで、大手事業者の全社導入や業務フローへの組み込みが進んできました。 一方、不動産・住宅業界では、人手不足や働き方改革への対応が急務となる中、SNSやポータルサイト経由の問い合わせへの迅速な対応、物件ごとの紹介資料づくりなど、現場の業務負荷は増え続けています。生成AIの進化により、文章や画像の生成にとどまらず、業務を自律的に進めるAIエージェントが現実のものとなりました。しかし不動産取引は、顧客との信頼関係、広告表示のルール、取引の正確性など、人の判断と責任が欠かせない領域でもあります。 そこで当社は、10年間で培った空間データの処理技術と現場業務への知見を基盤に、定型的な作業をAIが担い、人が確認・判断や顧客との関係づくりに集中できる「ヒトとAIの協働」を前提としたAIエージェント事業を推進します。あわせて、AIエージェントが業務の中で扱う空間データを、AIが理解できる構造化データとして整備し、業務AIからロボティクス・フィジカルAIへとつながる「空間インテリジェンスデータ活用プラットフォーム」へと展開します。




◆ 詳細

1. 10年の実績: 不動産・住宅の大手事業者に選ばれるプラットフォームへ

「スペースリー」は、VRコンテンツの制作・管理にとどまらず、画像処理や図面、紹介コンテンツの作成までを1つのプラットフォームで行える点、撮影・CG制作・運用支援まで含めた手厚いサポート体制が評価され、不動産・住宅業界の大手事業者に幅広く導入されています。


  • (1) 主要分野での導入シェア
    不動産賃貸管理:管理戸数上位100社における導入シェア50% ※1
    不動産売買:TOP20の45% ※2
    買取再販:TOP20の40% ※3
    住宅:Top20の50% ※4
  • (2) 大和ハウスグループとの資本業務提携
    2024年4月、住宅・建設・不動産業界における課題解決に資するサービス開発の業務提携に係る基本合意を締結しました。引き続き、バーチャルリアリティ(VR)や人工知能(AI)に関する実証実験、両社事業の発展を促進する取り組みを推進しています。
  • (3) 利用事業者からの評価
    2026年10月に実施した利用事業者向け調査(※5)では、魅力を感じる機能として「AI家具配置®️・AI家具消し®️」(57.8%)、「AI空加工」(53.7%)、「AI動画作成」(40.8%)が上位に挙がり、当社が研究開発を重ねてきたAI機能が、利用事業者にとっての魅力の中心となっています。また、83.6%が利用料を「適正」または「割安」と回答し、価格に見合う価値を認めていただいています。スペースリー全体の評価では3分の2の利用事業者が「非常に良い・良い」と回答、また、機能面やサポート面のいずれの項目でも「悪い」との回答は1%未満にとどまりました。
  • (4) 2026年度グッドデザイン賞を受賞
    住宅分野向けのソフトウェア「住宅内覧用3Dウォークスルー」が、2026年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。住宅用3D CADの一般的なフォーマットであるFBXデータを管理画面にアップロードするだけで、約15分でオンライン内覧用の3Dウォークスルーコンテンツが完成します。URLを共有すれば、専用アプリなしでスマートフォンなどから閲覧でき、実際に内覧しているような質感と軽快な動作を両立した点が評価されました。
    受賞ページ: https://www.g-mark.org/gallery/winners/37957

※1 株式会社全国賃貸住宅新聞社「全国賃貸住宅新聞」2026年8月24日号「管理戸数ランキング2026」掲載事業者を対象に当社調べ
※2 住宅新報「主要不動産流通各社 2025年度通期の売買仲介実績」(2026年5月26日 号)取扱件数順の事業者を対象に当社調べ
※3 株式会社リフォーム産業新聞社「リフォーム産業新聞」2026年7月27日号 「買取再販年間販売戸数ランキング2026」掲載事業者を対象に当社調べ
※4 各社IR資料、住宅産業新聞、業界地図(日経・東洋経済)等をもとに販売・引渡棟数ベースで当社作成(一部推計値を含む)
※5 「スペースリー」ご利用満足度調査(2026年10月、対象は利用事業者、n=147)魅力を感じる機能は複数回答。360度パノラマ内見は全利用者共通の基本機能のため選択肢から除外



2. AIエージェント事業: 賃貸・売買・住宅の業務に入り込みヒトとAIの協働で成果につなげる

当社が開発を進めるAIエージェントは、反響の取り込み、物件情報の構造化、マッチング、紹介コンテンツの生成など、それぞれの役割を持つ複数の専門エージェントが連携して業務を進める構成です。「スペースリー」のAIによる360度パノラマコンテンツや家具配置画像やルームツアー生成、物件紹介ページ作成や追客といった機能をAIエージェントが“道具”として使いこなすことで、文章の生成にとどまらず、集客や成約率アップ等に寄与する、顧客に届ける成果物までを作り上げます。
まずは、以下の3つの業務領域でAIエージェントの実証を進めます。


分野AIエージェントの役割自動化する主な業務人が担う確認・判断
賃貸反響から内見希望の獲得までの自動対応SNSや法人対応での反響に自動で応答し、希望条件のヒアリング、条件に合う物件の提案、内見希望の取得までを進める顧客への送信内容や内見予約の確定、AIで対応しきれない相談の引き継ぎや専門性を踏まえた営業
売買顧客向け物件紹介コンテンツ生成までの自動化反響物件の情報から条件を読み取り、類似物件の検索、重複の整理と候補の序列化、販売図面の帯替え・周辺情報の整理・広告表示ルールの確認を経て、複数物件をまとめた紹介ページを作成検索条件の確定、紹介する物件の選定、送付前の最終確認
住宅CADコンテンツ内でのデザイン変更顧客との対話から好みを汲み取り、内装・外装のテイストや配色・素材、家具などを提案。各社の商品カタログや施工事例、デザインルールを参照し、会社ごとに最適化提案内容の最終判断、顧客への提示・確認


「ヒトとAIの協働」を支える3つの設計方針

  • ・ 人の確認を工程に組み込む
    情報の検索・収集や下書きの作成はAIが自動で進め、顧客へのメッセージ送信、ポータルサイトへの掲載、内見予約など外部に影響する操作は、担当者の承認を経て実行など、操作レベルを分類しそれに応じたプロセスを設計します。
  • ・ 会社ごとのナレッジとデータを分離する
    別性が強いナレッジは分離して管理し、他社には利用しません。
  • ・ 専門エージェント単位で品質を高める
    役割ごとに分かれたエージェント単位で精度や成功率を評価・改善することで、業務全体の品質を継続的に高めます。


提供予定と実証パートナーの募集

各領域とも、まずは実証パートナーとなる事業者様とともに現場での検証を重ね、順次提供を広げていきます。

  • ・ 賃貸(2027年1月以降、個別の実証から展開)
    当社が行う3d_roomtoursのSNS運用(https://www.instagram.com/3d_roomtours/)では既に活用を始めています。事業者様ごとに送客したい自社の物件検索ページなどが異なるため、今後、まずは個別の事業者様と実証的に導入を進めます。
  • ・ 売買(2027年1月以降、提供予定)
    汎用的な機能として「スペースリー」のサービスに組み込む形で提供します。提供に先立ち、実証パートナーとともに精度を高めます。
  • ・ 住宅(2027年春以降、提供予定)
    提供に向けて、2027年1月以降、AIインテリアコーディネーターなどについて個別の事業者様との実証を進めます。

実証パートナーにご関心のある事業者様は、 https://info.spacely.co.jp/contactus/ よりご連絡ください。



3. 「空間インテリジェンスデータ活用プラットフォーム」へ: 業務AIからフィジカルAIへ連続する空間データ基盤

当社の強みは、10年間の実運用を通じて、日本の住居・施設を対象に蓄積してきた大規模な空間データです。現在も、360度パノラマ約10万件を含め、室内画像、間取図、3D CADデータなど、毎月約20万件の空間データが新たに加わり続けています※6。これらは、実在する空間を写真・図面・3Dモデルという異なる形式で記録したものです。さらに当社は、ソフトウェアに加えて、日本・アジアの数百名規模のパートナーとともに物件撮影やコンテンツ制作などの運用支援を展開しており、現場からリアルな空間データが生まれ続ける体制を持っています。 今後、部屋の種類や寸法・面積・方位、外壁や壁、床、天井、設備や建具などの情報の構造化の精度向上に向けた研究開発を推進します。当社はこの構造化データを、Scene Graph(空間内の物体とその関係を表すデータ構造)やUSD(Universal Scene Description:3D空間を記述する標準フォーマット)などの形式へ変換・整備し、AIがネイティブに空間を理解できる基盤へと発展させます。 空間をAIが理解できる形にしたデータは、ロボットなど実空間で動くAI(フィジカルAI)が空間を認識し、作業を行うことを検証や学習するための基盤にもなります。当社は、業務を担うAIエージェントと、空間を理解して動くフィジカルAIを、同じ空間データでつながる連続的なものと捉えています。今後、ロボティクス・フィジカルAI分野の企業との実証(PoC)に向けた空間データの提供や、業界に特化したロボティクス活用の展開の検討を進めます。 なお、空間データの整備・活用にあたっては、利用規約および利用事業者様との合意に基づき、個人情報や権利情報に十分配慮したうえで進めます。


※6 集計期間(例:2026年4月~6月の月平均)。件数は画像・図面・3Dモデルのファイル数で集計



4. 代表取締役CEO 森田 博和のコメント

サービス開始から10年、『どこでもかんたんVR』から始まったスペースリーは、多くの事業者の皆さまに支えられ、不動産・住宅業界の現場で日々使っていただけるプラットフォームへと成長することができました。心より感謝申し上げます。 生成AIの登場により、ソフトウェアは“人が使う道具”から“人と一緒に働くパートナー”へと変わりつつあります。ただ、AIの価値は仕事を減らすことだけではなく、浮いた時間で人が「できること」をどれだけ増やせるかにあると考えています。お客様と向き合い、最後に判断し責任を持つのは現場の皆さまです。私たちはヒトとAIが協働することを前提にAIエージェントを設計し、お客様との対話や提案といった、人だからこそできる価値ある仕事に時間を使えるよう支援してまいります。 そして、10年間で蓄積してきた空間データを、AIが理解できる形へと磨き上げていきます。人から人へ、人からAIへ、そしてAIから人へと空間への理解が行き交う『空間インテリジェンス』の基盤を目指し、次の10年も「新たな驚きと発見を多くの人に届けよう」というミッションに挑み続けます。 代表・森田による10周年メッセージ
「私のロボットは仕事を増やす」――サービス開始10年、生成AI時代にスペースリーが向かう先:https://note.com/morita_spacely/n/n0dd4dddb32e0



◆ 10周年記念イベントの開催

「不動産住宅業の最先端AIと事業活用」~ヒトとAIの協働から、事業の進化へ~

サービス開始10周年を記念し、「ヒトとAIの協働から、事業の進化へ」をテーマとしたイベントを開催します。シリコンバレー発のAIと不動産・住宅業界の最前線、大手不動産事業者によるAI活用の実例のほか、「スペースリー」を活用して成果を上げている事業者様の表彰式を行います。また、AIエージェント事業を含む新たな方針と、それに関連する開発計画・今後のアップデートについても当社代表より発表します。

項目内容
日時2026年11月13日(金)16:00〜18:35(懇親会 18:35〜20:30)
会場ベルサール御成門タワー(東京都港区芝公園1-1-1 住友不動産御成門タワー4F)
参加費/定員無料/150名(一部の内容は後日アーカイブ配信予定)
申込URLhttps://info.spacely.co.jp/10th_event/

プログラム(一部内容は変更となる場合があります)

時間内容・登壇者
16:00〜16:05オープニング・ご挨拶
株式会社スペースリー 代表取締役CEO 森田 博和
16:05〜16:55特別対談:米国・シリコンバレーで今起きている不動産×AIの構造転換とは(仮)
NSV Wolf Capital Managing Partner シバタナオキ 氏(著書『アフターAI』ほか)
ファシリテーター:株式会社スペースリー 代表取締役CEO 森田 博和
17:00〜17:50パネルディスカッション:大手不動産2社様が登壇!AI活用方法と効果とは(仮)
旭化成不動産レジデンス株式会社 営業推進部副部長 賃貸営業推進室 室長 山口 俊氏
株式会社大京穴吹不動産 事業管理部 ICT推進室 室長 杉原 慶太郎 氏
ファシリテーター:株式会社スペースリー 取締役COO 中嶋 雅宏/執行役員 畔上 隆行
17:55〜18:15表彰式:「スペースリー」を活用して組織改革や卓越した成果を出されている事業者様へ
18:15〜18:35更なるAX推進に向けた空間インテリジェンスデータ活用プラットフォームへの進化
株式会社スペースリー 代表取締役CEO 森田 博和
18:35〜20:30懇親会(同会場)

※報道関係者の皆さまの取材・ご来場を受け付けております。ご希望の方は、下記お問い合わせ先までご連絡ください。


「スペースリー」について

「スペースリー」は、2016年11月のサービス開始以来、不動産・住宅業界をはじめ、製造業の研修分野など15,000を超える事業者にご利用いただいている空間インテリジェンスデータ活用プラットフォームです。360度VRコンテンツや3D CADデータからの3Dウォークスルーコンテンツの制作・編集・管理に加え、AI家具配置・家具消し・AIリノベーションなどの画像AI、間取図の変換や販売図面の作成、ルームツアー動画、物件紹介ページ、追客までを一括で行えます。撮影・CG制作・運用支援までを含めたサポート体制により、大手事業者の業務改革を支援しています。


■ 株式会社スペースリー
代表者 :代表取締役社長 森田 博和
設立  :2013年8月
所在地 :東京都渋谷区渋谷3丁目6-2 第二矢木ビル3階
資本金 :1億円
事業内容:空間インテリジェンスデータ活用プラットフォーム「スペースリー」の開発・提供、AIエージェント事業 ほか
URL:https://corp.spacely.co.jp
サービスサイト:https://info.spacely.co.jp




2026年11月4日

【本件に関する問い合わせ先】
株式会社スペースリー 広報担当:酒井
03-6452-5462 / pr@spacely.co.jp