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不動産売買

【VR不動産事例】「リモート成約」の立役者、VR内見|ホームトレードセンター株式会社 吹田営業所


ホームトレードセンター株式会社(本店:東京都武蔵野市、代表:兼井雅史)は、飯田グループホールディングスの住宅販売会社です。


すまいーだ」でお馴染みの飯田グループホールディングス唯一の販売会社、ホームトレードセンター株式会社は、現在北は仙台から南は沖縄まで、日本全国各地に多数の営業所を持ち、地域に密着した活動を行っています。みなさまの人生で一番大切なお買い物「理想のマイホームに出会う」をサポートするために、日々営業しています。


今回は、ホームトレードセンター株式会社 吹田営業所の所長である内山さんにお話を伺いました!



目的 効率的なVRコンテンツ制作
用途 ポータル掲載・QRやURLでの共有・オンライン内見・内覧
業種 不動産販売業


会社名 ホームトレードセンター株式会社 吹田営業所
所在地 大阪府吹田市垂水町3丁目19番地25 吉川ビル2階
事業内容 不動産の売買・仲介事業
規模感 不動産の売買・仲介事業
URL https://www.htcc.co.jp/contents/office_info/16



導入のきっかけは“いかに手早く制作できるか!?”だった


– 貴社の会社紹介をお願いいたします。


「一年で東京ドーム120個分の面積に家を建てる会社」ことホームトレードセンター株式会社は、飯田グループホールディングスが手掛ける販売専門会社です。


「すまいーだ」でお馴染みの、飯田グループホールディングスで唯一の販売会社”ホームトレードセンター株式会社 吹田営業所”は、関西(2府4県)にある飯田グループ6社の物件を全てお取扱いしております。


飯田グループとは、建売分譲会社6社(一建設・アーネストワン・飯田産業・アイディホーム・タクトホーム・東栄住宅)であり、比較的に安価で良質な住宅を普通の方でも簡単に購入できるようなカタチで提供している、いわゆる“パワービルダー”です。ホームトレードセンター株式会社は、その直下の販売会社なんです。


吹田営業所は大阪府吹田市にありまして、事務員1名、営業5名の計6名でやっています。


所長の内山さん

– VRを活用しようと思ったきっかけは何でしょうか?


そもそも前期本決算(3月)が終わり、4月の末に初めてのリモートにて店長会議をやった際に、兼井社長(同社代表及び飯田グループホールディングス株式会社 副社長)がご自身の体験談を話してくださったんです。リーマンショックの際の危機的な状況を経験しての逆転劇として「危機的な状況であってもそこに工夫を施せば、必ずピンチがチャンスとなる」というような意味の強い訓示を出されました。


それを受けて、何か新しい事をやらないといけないと強く思いました。


その後、関西のリクルート営業担当者が【コロナ禍での非対面接客について】という企画書を持ってきてくれて、そこでVVRというものがあるんだな、と知りました。


当時すでに、Google Duoによるテレビ電話、LINE電話など非対面接客について何か新しい方策はないか考えていた最中ではあったのですが…その企画書の中にVR内見(スペースリー)というものがあって、それでHPを見つけてスペースリーに連絡をとってみたんです。


ただ、売買仲介業は基本的に「案内なくして契約なし」というのが不文律の世界でして。顧客に対してはとにかく会う事が鉄則だと言われています。非対面接客というのは、なかなか浸透しづらい土壌があると思っていました。


現に、ホームトレードセンター全体としてはまだまだ対面での接客の方が多いと思いますし、VRを導入したのは今のところ当店舗(吹田営業所)だけです。


まだまだ対面での接客が多いこともあり、店内には感染予防対策のアクリルボード設置も

私自身はこれからも積極的に活用していきたいと思っていますよ! これから先のニューノーマル時代に、せっかく企業ブランディングができるチャンスでもあるので、もったいないと思いますからね。


– 数あるVR会社から、スペースリーを選んだポイントは何だったんでしょうか?


特にきっかけとかポイントがあったわけではなかったです。


ただ、他のVRコンテンツを作る際に、結構時間やお金がかかるものが多かったんですよね。スペースリーは360度カメラ一台あれば撮影してコンテンツ作るまでアプリでできるのも簡単だったし、それで導入を決めた部分もあります。1物件作るのに1時間あれば事足りますので。


VRを作るまでに時間がかかってしまうと、そもそも意味がないので…。


– 導入後、社内の反応はどうだったのでしょうか?


若手の社員などは面白がってくれていますが、年齢層の高い営業などはあまりITに強くないので「ふ〜ん」って感じでしたね(笑)。まぁ、撮影に関してはほぼ私(内山さん)一人で撮影していますよ。


これからVRによって、もっと具体的に成約につなげていけたらなぁとは思っています。


ただし、売買仲介の販売会社は全体としてはまだまだ従前の「顧客とダイレクトに会う」考え方が強いので、ソーシャルディスタンスやVRなんかを積極的に導入するところまでは至っていない、というのが実情だと思います。


当社では、私の店舗のみVRを導入しておりますが、これから先のニューノーマル時代に、活用が広がっていけばいいなぁと僭越ながら思っていますね。また、コロナの第二波がこないとも限らないし、そうなった時に使い方がわかっていた方がいいとも思います。


非対面接客の推進は企業のブランディングにも繋がる


– 御社は、VRを具体的にどんな風に活用していますか?


弊社はレインズなどの不動産業者共通プラットフォームの販売図にVRのQRコードを載せたり、SUUMOなどのポータルサイトにQRコードを掲載させたり。あとは、オープンハウスのチラシにQRコードを掲載したりする使い方をメインでしています。


11月初旬現在、建売の現場…13棟のオープンハウスをやっておりますが、QRコードを建物の外に展示して、チラシにも入れて、その家のVRを簡単に見られる仕組みを作っているんですよ。


13棟オープンハウスのVRを表示できるようにしたチラシ。読み取れば簡単にVR内見ができる。

紙のチラシ×VRっていうのが面白いかと思って、これからもやっていこうと思ってるんですよね。タブロイド版の号外っぽいチラシを作って、それにQRを入れたりとか。そこから見に来てくれるお客さんが少しでもいれば、しめたものだと思っています。


– 新築の家の前にQRコードがバーンと出ていたら、確かに気になって見てしまうかもしれません。


オープンハウスの前に表示されたQRコードを読み取るとVRが見られる

そもそも、不動産売買の現場って「ここだけの話ですよ」とか「耳寄り情報をお客様だけに教えます!」とか、変に誇張したクローズドな情報が多すぎるんですよね。それが業界慣習的な部分でもあったと思いますし…


ただ、今はインターネットにほとんど全ての物件情報が載っている時代だし、下手したらインターネットで情報を探しているお客様側の方が、私たち業者よりも情報を持っているような時代なんですよ。


なので、そういう時代において、より引っかかりを感じてもらえるようにするためにもVRを活用するというのは、私はアリだと思うんですよね。クローズドな情報よりも、オープンな情報をいかに有効に活用できるか、見せられるかだと思う。


– コロナ以降、お客さんの方から非対面というのを重要視する機運はありますか?


まだそれほど強くはないと思います。


うちの事務所でも私が一人で気にしているだけで、お客さんも営業も今まで通り、対面での接客ありきという感じで動いているかと思います。


でも、アフターコロナ時代の企業として「非対面を推奨している」という見せ方は、ブランディングにも繋がる部分があると思うので、そういう意味でも私は吹田営業所内だけでも推奨していきたいと思ってるんですよね。ニューノーマル時代に、不動産売買の新たな武器として使えればと思っていますし。


THETAカメラの撮影にも習熟しているという内山さん

あとはVR撮影して、それを見たお客様がどんどん契約してくれれば完璧かなと思っています(笑)。


– 現時点で不動産売買市場にコロナの影響は出ていますか?


今年前半(4〜6月)はコロナの影響で、飯田ホールディングス全体としても用地仕入れを買い控えていたんですよ。


当社グループのようなパワービルダー(建売業者)は5ヶ月サイクルが基本なんです。


土地の仕入れ→契約~決済まで2ヶ月で建築確認を取得し決済、その後建物を着工し竣工するまでに3ヶ月、計5ヶ月サイクルなんです。なので、4〜6月に用地を仕入れたものが本来なら今市場に出回るはずなんですが、4〜6月に買い控えを行った結果、今は市場に出ている物件が全体としてとても少ないんですよ。


その結果、今は物件自体は逆に売れていますよ。物件数がそもそも少ないので。2021年の3月期の決算を経て、来年以降どういう方向性になるのか…そこから先はまだ読めないですが…。


– これまでにVRを使った印象的な売買事例はありましたか?


今年の9月に、兵庫県宝塚市の物件で成約が内見なしで進んだ一件がありましたね。東京の世田谷区に住んでいるお客様だったんですけど、もともとご両親や親戚が宝塚市に住んでいる方だったので、地縁はあったようです。ただ、今まででは考えられないケースだと思いますね。


VRで建物中を見ていただいて、VR内見のみで申し込みまでして、一週間で住宅ローンの審査を超速スピードで出して、契約の時だけ大阪に来ていただきました。


売主さんがさすがに「ノールックで成約では何かあってはまずい!」ってことで、なんとか契約の日に一度建物を見ていただきましたが、その後無事に重要事項説明&契約締結させていただきました。


その時にお客さんに聞いた限りでは「VR内見と実際の内見での違和感は全くなかった」ということでしたね。


バーチャルホームステージングで家具を消せる? それは便利だ(笑)!


– VR内見とは別に、バーチャルホームステージング(VHS)をつい最近活用され始めたと思いますが、使ってみていかがでしたか?


最近、多棟現場のオープンハウスを売主から頼まれまして、初めて使ってみようと思って発注してみましたね。今回チラシに公開はしていますので、反応がとても楽しみです!




※サンプル画像です。上記画面の「Switch」ボタンを押すと、バーチャルで配置した家具などが現れます。


別の話になりますが、例えば弊社が仲介会社として売主さんから中古物件の売却委任を預かりますよね。その際に、売主であるお客さんと買主である業者さんが連れてくるお客さん、それから弊社との4者間で内見日程の調整が必要なので、実は内見がすごく大変で面倒臭いんですよね。


土日に対応することも多いですし…売主さんにとってみれば、居住中だったりすると「先週も内見きたのに、また片付けなきゃならないのか…」と。


そこで、私が売主さんの中古物件にVR撮影に伺って、レインズ上の業者間の図面にあらかじめVRのQRコードを記載しておいて、図面を見た人は勝手にVR内覧出来るようにしています。


こうすると売主さんにも負担がかからないし、客付業者さんにも負担がかからないし一石二鳥、というメリットがあるんですよね。


最近は築浅の中古物件で、VR撮影した事例があるんですけど、すごく綺麗なので結構見られていますね。そういう意味では中古物件とVR撮影の相性は、結構いいと思っています。


– バーチャルホームステージングは、中古物件売買でこそ、活用して欲しいという部分もあります。VR撮影した後に、家具消しをするってこともできますよ。


えっ。家具を消せるんですか!? 居住中のお家を撮影して、そこに写ってるのを消す?


どうやって発注するんですか? 追加費用なくできる??


おーー。それはすごいですねぇ!! ぜひもっと宣伝した方がいいですよ、それは(笑)。


– 今後、VRを活用していくのに「こんなことをやってみたい」などの展望はありますでしょうか?


飯田グループホールディングスのポータルサイトとして「すまいーだ」というサイトを持っているんですけど、こちらでVR撮影できた完成物件はそちらにQRコードを掲載していきたいと思っています。


「すまいーだ」はホームトレードセンターのメインポータル

本当は、すまいーだに掲載されている物件は全てVR撮影したいと思っていますが、私だけの力ではどうにもならないので…。先程お話ししたように徐々に売主さんを啓蒙していきながら地道にVRを浸透させていくように頑張る予定です(笑)。やはりVRがついていると、お客さんからの反応率は良くなると思うので。


あとは、土地売買の現場では、一棟VRが結構注目されていますね。


何もない更地の状態からパースを引いてもらって、その上に一棟バーチャルホームステージングというようなイメージで一棟ごとバーチャルで見せるというのを最近、製作会社にテスト発注してみたところなんです。


こういうことができるようになると、更地の状態で早期に販売が促進していくと思いますので、将来的にはそういった使い方もしていきたいなと思っていますね。


– 売買市場でのVR活用法がたくさんありそうですね!


ただ、まずは社内での啓蒙活動が優先でしょうね。「VRは使える!」「これで成約が上がる!」「更地でもドンドン売れる!」という成功事例を作らないと、浸透していかないと思いますので、その辺りの草の根活動をもっと頑張っていきたいと思っています。


ちょっとずつ社外も含めて、使う幅を広げていければなあ、と思っていますね。


そもそも、不動産とITの親和性はとても高いと思うので、VRという便利なツールを使ってどんどん新しいイノベーションを起こしていきたいと思っています。


そもそも新しい事ってとても楽しいですし(笑)。これからもいろいろと挑戦していきたいです!!


– ありがとうございました!



最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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